院内コンサート

– ごあいさつ –

例年になく寒さ厳しい冬がようやく過ぎ、新緑芽吹き、さまざまな新しい生命の躍動に心躍る日本列島の春は、中国からの黄砂と植林政策の失敗によるスギ花粉によって外出が制限される日々となっております。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
 アメリカは今、次期大統領を選ぶための選挙戦に沸き立っております。この長く厳しい闘いを勝ち抜いた者は、例え誰が選ばれようとも、必ずや祖国アメリカの国益の為にタフなパフォーマンスをするであろうと容易に想像されます。こんな中、外交そして内政に、さまざまな難問山積のわが国において、強力なリーダーシップが求められておりますが、すべて官僚の言いなりで、重要事案に対し終始他人事のような態度が目立つ二世議員を一国の元首に持つ無念さを日々噛みしめる今日この頃です。
 さて今宵、新春を飾る71回目のコンサートは、いつもとちょっと趣向を変え、声楽家をお迎えしております。弦楽にそして声楽に、極上の時間を心ゆくまでお楽しみ下さい。
 いよいよ間近に迫った4月からの医療改悪ですが、後期高齢者医療制度を筆頭に、様々な社会保障の後退が目立ちます。厚労省のプラン通りに進むと、今回の改悪をとどめとして、世界に冠たる日本の医療制度は音を立てて崩れてゆくと私は確信しております。医療従事者の自己犠牲の上に細々と続いて来た制度でしたが、遂に最後の時が来たようです。今後世の中がどう変わろうとも、医療という仕事は人間の営みにとって必要不可欠なものであり、これを破壊し続けた厚労省の罪は極めて重大であると考えます。これから先どう展開して行くのか全く予測がつきませんが、少なくとも現在通院されている患者さんに迷惑がかからぬよう、最大限の努力をする所存です。
 今後とも皆さまの暖かなご支援の程よろしくお願い致します。

– プログラム –

I ディベルティメント kv.137 モーツァルト

- 歌 -

II うみ
III 待ちぼうけ
IV 庭の千草  
V さくら

- 休憩 -

みんなで歌いましょう
「故郷」「夜明けの歌」「花」

VI歌劇「カプリッティ家とモンテッキ家」よりジュリエットのロマンス(おお、いくたびか) ベッリーニ
VII 喜歌劇「こうもり」よりアデーレのアリア(失礼な冗談ね)ヨハン・シュトラウス
VIII 弦楽四重奏「騎士」op.74-3 ハイドン

– 演奏家の紹介 –

風岡由美  (ソプラノ)
国立音楽大学声楽科卒業。ウィーン市立音楽院に留学し、ゲルダ・シャイラー、ペーター・シリ 各氏に師事。ウィーンコンツェルトハウス「音楽の夕べ」に日本からのゲストとして出演。第1回国際ハンス・スワロフスキー指揮コンクールの課題曲、ベートーヴェン「フィデリオ」のマルツェリーナの役のオーディションに合格。昭和62年3月高崎市文化会館、昭和63年8月蒲郡市民会館でリサイタルを開催。室内合奏団やクラリネット、オーボェ、ヴァイオリンなどとサロンコンサート等に数多く出演する。また、宗教曲のソリストもたびたびつとめている。

鈴岡淳子 (ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽学部卒業。アルス・ノバ合奏団を経て、つくば室内管弦楽団団員。 フリーの演奏家として室内楽等で活躍中。

西村直人 (ヴァイオリン)
愛知県立芸術大学卒。高崎市在住。フリー奏者としてソロ・室内楽・オーケストラで活躍中

小崎えり子 (ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、演奏活動をしながら後進の指導をしている。

富山節子 (チェロ)
東京芸術大学卒業。前橋市在住。演奏活動をしながら後進の指導をしている。

– ごあいさつ –

寒さ厳しき折、X’mas景気に湧くショッピングセンターの喧騒とは裏腹に、地方都市における景気の後退は、徐々にその深刻さを増しております。皆さま、健康管理には十分気を付け、厳しい冬の時期、知恵を絞って楽しく過ごしましょう。
 守屋武昌前防衛次官を氷山の一角とする、この国の病巣の根の深さは、ただあきれるばかりですが、度重なる不祥事の摘発が社会問題となっても、官僚や政治家にはまったく学習されておらず、民間企業もまた然りであるということを、またまた思い知らされた気がします。いつもの事ですが、これら一連のニュースはリアルタイムで全世界に発信されております。日本人として、本当に忸怩たる思いであります。
 さて今宵70回目のコンサート 久しぶりにピアノが加わり、ストリングスとの華麗な協演が実現しました。プロの芸術家達の熟練の技に、しばし陶酔の時をお過ごし下さい。
 わが国では、現役そしてOB官僚達の無駄使いは決して減ることはなく、社会保障費、特に介護、医療への支出が年々減少の一途を辿っております。この為、深刻に将来への不安を感じているお年寄りが増えております。このような状況の中、収入の激減し続ける医療機関側が、如何にして医療の質を落とさず、職員の待遇を落とさず、その存続を維持できるか、院長としての資質が問われる所と考えております。
 時代が如何に変わろうとも、我々は常に、「笑顔」「親切」「信頼」のモットーを胸に刻み、地道に努力する所存です。
 今後とも皆さまの暖かなご支援の程よろしくお願い致します。

– プログラム –

I 二つのヴァイオリンのためのコンチェルト 一楽章:バッハ
II ノクターン ショパン
III 小犬のワルツ ショパン
IV 幻想即興曲 ショパン
V ます シューベルト

- 休憩 -

みんなで歌いましょう
「「雪の降る街を」「遠くへ行きたい」「ジングルベル」「きよしこの夜」

VI アレルヤ モーツァルト
VII アヴェ・マリア グノー
VIII グリーン・スリーブス イギリス民謡
IX ハンガリア舞曲 1番 ブラームス
X ハンガリア舞曲 6番 ブラームス
XI トルコ行進曲 モーツァルト

– 演奏家の紹介 –

小川雅代 (ピアノ)
高フェリス女学院中等部、高等部卒業。東京芸術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。加藤福子、横溝良子、谷康子、アレキサンダー・イエンナーの各氏に師事。白鴎大足利高等学校音楽科講師。前橋市在住。

鈴岡淳子 (ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽学部卒業。アルス・ノバ合奏団を経て、つくば室内管弦楽団団員。 フリーの演奏家として室内楽等で活躍中。

西村直人 (ヴァイオリン)
愛知県立芸術大学卒。高崎市在住。フリー奏者としてソロ・室内楽・オーケストラで活躍中

小崎えり子 (ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、演奏活動をしながら後進の指導をしている。

富山節子 (チェロ)
東京芸術大学卒業。前橋市在住。演奏活動をしながら後進の指導をしている。

– ごあいさつ –

猛暑を何とか乗り越え、ようやく近隣のそこかしこに秋を感ずる季節となりました。風邪引きが目立ちます。皆さまくれぐれも健康管理にはお気をつけ下さい。
憲法改正の実現に執念を燃やし、「美しい国」を掲げて一気に首相の座に登りつめてから、ちょうど一年、坊ちゃん育ちの安倍晋三首相はあっけない降板となりました。ちょっと頼りなさそうだけれど、なかなか良い事を言ってるなあと、多少期待していたので、とても残念です。福田首相となり、腐敗し切った官僚社会主義構造は当分の間安泰のようです。
 さて今宵69回目を迎える院内コンサート、群響のコンサートマスターを卒業し、フリーとなった風岡優さんをお迎えして弦楽五重奏が実現しました。たっぷりと極上の調べを御堪能下さい。
 正確な情報を国内外から幅広く集め、これを国民すべてに公表し、様々な角度から検討を加え、国家として、その国民の幸せを第一義的に考えて国策を決定する。この国ではこんな基本的なことが成されておりません。諸外国からの干渉や情報を掌握する者達の利害がらみで決定される政策のなんと多いことか。まさに国民不在の政治環境と言うべきでしょう。国民の為、日本国の為に、私利私欲を捨てて行動する高潔な、ガッツのある官僚そして政治家の登場が待たれます。
 様々な医療改悪の先に見えるもの、その不気味な影に怯えながら、徐々に萎縮診療に陥って行く医師達の素顔はなかなか報道されません。不勉強なマスコミのたれ流す大本営発表に惑わされぬよう、皆さまくれぐれも御注意下さい。
 医療を取り巻く厳しい環境の中、我々は常に初心を忘れず、これからも地道に努力する所存です。今後とも皆さまの暖かなご支援の程よろしくお願い致します。

– プログラム –

I 弦楽四重奏曲68番 「セレナーデ」op.3-5
 第I、第II、第III、第IV楽章:ハイドン
II弦楽五重奏曲kv.516
 第I、第II、第III、第IV楽章:モーツァルト

- 休憩 -

みんなで歌いましょう
「四季の唄」「見上げてごらん夜の星を」「おさななじみ」

III 弦楽四重奏曲42番 「皇帝」op.76-3
 第II楽章:ハイドン

– 演奏家の紹介 –

風岡優 (ヴァイオリン)
高崎市出身。国立音楽大学中退と同時に群馬交響楽団に入団、コンサートマスターとして活躍。2004年9月群響を退団。現在ソロ・室内楽を中心に活動。室内合奏団「アンサンブル“クヴェレ”」を主宰。

鈴岡淳子 (ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽学部卒業。アルス・ノバ合奏団を経て、つくば室内管弦楽団団員。 フリーの演奏家として室内楽等で活躍中。

西村直人 (ヴァイオリン)
愛知県立芸術大学卒。高崎市在住。フリー奏者としてソロ・室内楽・オーケストラで活躍中

小崎えり子 (ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、演奏活動をしながら後進の指導をしている。

富山節子 (チェロ)
東京芸術大学卒業。前橋市在住。演奏活動をしながら後進の指導をしている。

– ごあいさつ –

梅雨 田植え 蛙 蛍 季節を鮮やかに演出する役者達が続々と集まり、華麗な演技を繰り広げております。この恵まれた自然の中で暮らす喜びは、飛駒、名草、月谷、松田、小俣と広がる足利の奥座敷を訪れ、自分を少しだけ大自然に解放してあげるだけで存分に体感することが出来ます。皆さま、今年もまたこの贅沢な時間を存分にお楽しみ下さい。
年金問題に象徴される社保庁、緑資源機構問題から垣間見える天下りの実態などなど、我が国の抱える問題の根の深さは庶民の想像を絶するものがあります。このような一連の問題の根源にあるのは、腐敗した官僚社会主義構造であり、特殊法人、公益法人、そして民間企業へと渡り歩くシステムを一掃することが喫緊の課題と考えます。こんな中、天下り規制を強化する国家公務員法改正案は不完全ながらも改革への貴重な一歩と位置づけ、渡辺喜美行政改革担当相に熱烈なエールを送りたいと思います。
さて今宵68回目を迎える当院コンサート 久しぶりでホルンの登場です。弦楽器との甘美な協演をお楽しみ下さい。
「寄らしむべし、知らしむべからず」の基本姿勢の下、国民不在のまま圧倒的な数の論理によるごり押しで、様々な社会改悪が成されようとしております。その典型は「後期高齢者医療制度」の設立かと思いますが、皆さま果たして御存知だったでしょうか?
平成14年の春以来吹き荒れる医療バッシングの流れは、巧妙なる情報操作の下、国民の支持を受けながら、ここ当分は続きそうです。このような環境の下、如何にして医療の質を落とさず、患者さんにも職員にも支持される組織運営が出来るか、院長の力量が問われる所と考えております。今後とも皆様の暖かなご支援の程よろしくお願い致します。

– プログラム –

I ホルン五重奏
 ジュ・トゥ・ヴー(ワルツと喫茶店の音楽より)
 エリック・サティー
 少年時代:井上陽水
II 弦楽四重奏曲「五度」op.76-2
 第I、第II、第III、第IV楽章:ハイドン

- 休憩 -

みんなで歌いましょう
「夏の思い出」「手のひらを太陽に」「上を向いて歩こう」

III ホルン五重奏
 ロマンス サン・サーンス
IV ホルン五重奏曲 kv.407
 第I、第II、第III楽章:モーツァルト

– 演奏家の紹介 –

鈴岡淳子 (ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽学部卒業。アルス・ノバ合奏団を経て、つくば室内管弦楽団団員。 フリーの演奏家として室内楽等で活躍中。

西村直人(ヴァイオリン)
愛知県立芸術大学卒。高崎市在住。フリー奏者としてソロ・室内楽・オーケストラで活躍中

小崎えり子(ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、演奏活動をしながら後進の指導をしている。

町田正行(チェロ)
東足利市出身。1992年、東京音楽大学器楽科入学。在学中、学内オーディションに合格しオーケストラの一員としてニューヨーク・カーネギーホールをはじめ、アメリカ各地で公演する。1994年、フランス国内にて、オーケストラと協奏曲を共演し好評を博す。1996年、同大学卒業。2000年、ソロリサイタルを行ない、ソロデビューを果たす。現在は、後進の指導の他、室内楽やオーケストラ、また、国内外のアーティストとの共演など幅広い活動を展開している。

– ごあいさつ –

記録ずくめの暖冬、そして厳しい寒の戻りを経て、春の便りがようやく届き始めました。30年来の花粉症を自認する私としては、1年で最もつらい季節を迎えておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
 大企業の業績が軒並み好調なのとは対照的に、それを支える、地方の中小・零細企業の苦境が続いております。学ばない子どもたち、働かない若者たちが増加する一方、朝早くから夜遅くまで、働けど働けど楽にはならず、低賃金に喘ぎながら体を酷使する生活を続ける人々がいます。坊ちゃん育ちの安倍首相が、中央と地方の格差拡大を、どこまで認識し、対策を打ち出せるのか、はなはだ疑問です。
 さて今宵67回目を迎える院内コンサート。春爛漫の今の季節に相応しい曲を用意させていただきました。時を忘れ、心ゆくまでお楽しみ下さい。
 年々厳しさを増す社会保障費削減、弱者切り捨ての政策は官僚主導の政権が続く限り、今後しばらくは続きそうです。この流れの中、日本中の医療機関の経営内容が急速に悪化し始めております。先進国中最低の医療費で、世界最高の医療を、医療機関従事者の自己犠牲によって実現してきた「日本の医療」も、いよいよ綻びが目立ち始め、崩壊寸前のところまで来ております。
 今後更に収入が激減する厳しい状況の中、いかに医療の質を落とさず、患者さんに喜んでもらえるサービスを提供できるか、院長としてとても困難な舵取りを迫られております。
 何はともあれ、こんな時こそ開業以来の「笑顔」「親切」「信頼」のモットーを高らかに掲げ、職員一人ひとりが地道に努力することが肝要と考えております。今後とも皆さまの暖かなご支援の程よろしくお願い致します。

– プログラム –

I 春の声 ヨハン・シュトラウス
II 春(日本の四季より) 早川正昭
III 春(四季) ヴィヴァルディ

- 休憩 -

みんなで歌いましょう
「花」「贈る言葉」「幸せなら手をたたこう」

IV 弦楽四重奏曲 ニ長調 kv155 モーツァルト
V 弦楽四重奏曲 ニ長調 作品64-5 ハイドン

– 演奏家の紹介 –

鈴岡淳子 (ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽学部卒業。アルス・ノバ合奏団を経て、つくば室内管弦楽団団員。フリーの演奏家として室内楽等で活躍中。

西村 直人(ヴァイオリン)
愛知県立芸術大学卒。高崎市在住。フリー奏者としてソロ・室内楽・オーケストラで活躍中

小崎 えり子(ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、演奏活動をしながら後進の指導をしている。

富山 節子(チェロ)
東京芸術大学卒業、前橋市在住。演奏活動をしながら後進の指導をしている。

– ごあいさつ –

寒さ厳しき折、街を歩くと、今年はショッピングセンターなどのX’mas装飾に混じって、イルミネイターと称される、ライトアップされた住宅が目に付きます。毎日のようにTVで報道されるイラクの惨状を見るにつけ、平和で豊かな生活を謳歌する日本という国に住む幸せを複雑な思いでかみしめております。
大いに期待され、圧倒的な支持を受けて誕生した安倍政権ですが、現在までのところまったくの期待はずれと言わざるを得ません。旧態依然とした、顔の見えない、官僚主導型の政治形態に逆戻りしてしまったような気がします。このまま終わってしまわないことを祈ります。
さて今宵66回目を迎える今年最後の院内コンサート。今年のフィナーレは、やはり生誕250周年を迎えるモーツァルト中心の選曲とさせていただきました。心ゆくまで天才作曲家の美しいメロディーをお楽しみ下さい。
 宇沢弘文先生は、「医療と教育に従事する人の質と暮らしぶりは、その国の文化的な水準を象徴しており、医療も教育も危機的状況にある今の日本は、国家として極めて危うい状況にある。」と警鐘を鳴らしておられます。財政的な理由を最優先に、20年以上続く医療費抑制政策の次に見えてくるものは医療の崩壊です。英国の二の舞にならぬよう、厚生官僚もそろそろ目を覚まして、国民の健康維持の為に本気で取りくんでもらいたいものです。我々はこのような厳しい状況の中、最善の医療を提供できるよう、これからも地道に努力する所存です。
今後とも皆さまの暖かなご支援の程よろしくお願い致します。

– ごあいさつ –

深まりゆく秋の夜長、虫たちが奏でるBGMに耳を傾けながら、月を見上げ、星を眺め、たゆみない宇宙の営みに自らを委ねる時、
この世に生を受けた奇跡に感謝し、一生懸命、毎日を大切に生きようと思う、今日この頃です。皆さまいかがお過ごしですか。
 不勉強で、丸投げを得意技とする小泉首相が舞台を去り、多少でも真面目な政策運営が期待される安倍政権が発足しました。国の内外に問題山積ですが、その若さと誠実さでしっかりと勉強し、国益も踏まえ、毅然としたフェアな舵取りを行ない、日本人が日本人であることに誇りを持てるような国家運営を行って欲しいものです。
 さて今宵65回目を迎える院内コンサート、ベートーベンのピアノソナタ「月光」をリクエストしてみました。他の曲も含め、じっくりと秋の夕べをお楽しみください。
 我が国の社会保障政策は、国民の負担を増やし、国の支出を減らすという基本方針が継続しておりますが、この政策には極めて強い違和感を覚えます。結果として予想される受診抑制に伴い、国民の健康状態は悪化し、医療機関は経営的に疲弊して行く事が危惧されます。このような厳しい状況の中、我々が患者さんに提供できる最善の形は何か、常に模索し、来院された方々の満足度を少しでもアップできるよう、地道に努力する所存です。これからも皆さまの暖かなご支援の程よろしくお願い致します。

– プログラム –

1 ピアノ五重奏 小品集
 舟歌 ホフマン
 カバティーナ ラフ
 軍隊行進曲 シューベルト
 カバレリア・ルスティカーナ マスネ
 ピアノ協奏曲21番より2楽章 モーツァルト
 トルコ行進曲 モーツァルト

― 休憩 ―

みんなで歌いましょう 

2 ピアノ独奏 ピアノソナタ 「月光」 ベートーベン
3 弦楽四重奏曲 「鳥」 ハイドン

– 演奏家の紹介 –

小川雅代(ピアノ)
東京芸術大学卒。ウイーン国立音楽大学ピアノソロ科卒。現在、白鴎大学足利高校音楽科講師。

鈴岡淳子 (ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽学部卒業。アルス・ノバ合奏団を経て、つくば室内管弦楽団団員。 フリーの演奏家として室内楽等で活躍中。

西村直人(ヴァイオリン)
愛知県立芸術大学卒。高崎在住。フリー奏者としてソロ・室内楽・オーケストラで活躍中。

小崎えり子(ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、演奏活動をしながら後進の指導をしている。

富 山 節 子 (チェロ)
東京芸術大学卒業。前橋市在住。演奏活動をしながら後進の指導をしている。

– ごあいさつ –

天候不順の5月を過ぎ、早くも梅雨入りしそうな気配ですが、皆さま如何お過ごしですか。これからも体調を崩しがちな日々が続きますが、健康管理にはくれぐれもご留意下さい。
 とめどなくあふれ出す社会保険庁の不祥事を知るにつけ、この組織は、やはり一度整理すべきであると言う実感が湧いてきます。と同時に、官僚たちの腐敗の構図はここに止まらず、ほぼ全省庁に及んでいるという、今の日本の厳しい現実に思いを馳せるたび、悔しさで体が震えます。
さて今宵64回目を迎える院内コンサートは、久々、クラリネットの登場です。生誕250周年を祝し、モーツァルト中心の選曲となっておりますが、時を忘れ、心ゆくまで天才作曲家の美しいメロディーをお楽しみ下さい。
 患者さんの窓口での自己負担を増やす事で、受診抑制を促し、医療機関への診療報酬は2年毎に下げ続ける。その結果、疲弊した医療の現場では、今後様々な形でのトラブルの発生が予測されます。このような厳しい状況の中、当院では生き残りをかけ、「ボヌール」「プラウド」という2つの組織を立ち上げ、経営の多角化に着手しました。わたなべ整形外科同様、皆さまから愛され、信頼される組織となるよう、時間をかけ、しっかりと育てて行こうと考えております。
今後とも皆さまの暖かなご支援の程よろしくお願い致します。

– プログラム –

1 弦楽四重奏曲 ト長調 k.80
 第1楽章  アダージョ
 第2楽章  ラルゲット
 第3楽章  メヌエット
 第4楽章  ロンド モーツァルト
2 ガヴォット リュリ
3 ヴィリアの歌「喜歌劇メリーウィドー」より レハール

― 休憩 ― 

みんなで歌いましょう
「琵琶湖周航の歌」
「遠くへ行きたい」
「夏の思い出」

4 クラリネット五重奏曲 変ロ長調 k.91 アレグロ モーツァルト
 クラリネット五重奏曲 イ長調 k.581
  第1楽章  アレグロ モーツァルト
  第2楽章  ラルゲット モーツァルト
  第3楽章  メヌエット モーツァルト
  第4楽章  アレグレット モーツァルト

– 演奏家の紹介 –

海鋒正毅 (クラリネット)
1966年東京芸術大学卒業。第38回日本音楽コンクール第2位入賞。1970年アメリカ留学より帰国後、演奏活動の他、東京芸術大学、千葉大学、洗足学園大学等で後進の指導に当たり、現在群馬大学教育学部教授、日本クラリネット協会副会長、東京クラリネットフィルハーモニー指揮者。

鈴岡淳子 (ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽学部卒業。アルス・ノバ合奏団を経て、つくば室内管弦楽団団員。 フリーの演奏家として室内楽等で活躍中。

西村直人(ヴァイオリン)
愛知県立芸術大学卒。高崎在住。フリー奏者としてソロ・室内楽・オーケストラで活躍中。

小崎えり子(ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、演奏活動をしながら後進の指導をしている。

富 山 節 子 (チェロ)
東京芸術大学卒業。前橋市在住。演奏活動をしながら後進の指導をしている。

– ごあいさつ –

例年のスギ花粉飛散量を100とすると、昨年は300、今年は30という気象庁からの公式発表がありますが、こんな数字とは関係なく、私の花粉症は今年も元気に活動しております。徐々に春めく季節、皆さま如何お過ごしでしょうか。
 昨年11月に刊行された藤原正彦氏の「国家の品格」の発行部数が3月13日、100万部に達したそうです。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである、と主張するこの本が、記録的なスピードで売り上げを伸ばしているのを見るにつけ、この国の将来に一縷の光を感じております。 
 さて今宵63回目を迎える院内コンサートは、新春らしく、モーツァルトの弦楽四重奏曲でお楽しみ下さい。
 理屈の通らぬ医療費抑制の嵐が吹き荒れる中、現在我々はこれまで通りの良質な医療環境を維持し、品格ある医療機関であり続ける為、様々な模索を続けております。今後とも皆さまの暖かなご支援の程、よろしくお願い致します。

– プログラム –

1 弦楽四重奏曲 k.157 モーツァルト
2 金婚式 マリー
3 春のうた
 ユーモレスク ドボルザーク
 母の教えてくれた歌 ドボルザーク
 小フーガ バッハ

― 休憩 ― 

みんなで歌いましょう
「花」
「見上げてごらん夜の星を」
「わたなべ整形外科テーマソング」

4 ル弦楽四重奏曲「狩」 k.468
 第1、第2、第3、第4楽章 モーツァルト

– 演奏家の紹介 –

鈴岡淳子 (ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽学部卒業。アルス・ノバ合奏団を経て、つくば室内管弦楽団団員。 フリーの演奏家として室内楽等で活躍中。

西村直人(ヴァイオリン)
愛知県立芸術大学卒。高崎在住。フリー奏者としてソロ・室内楽・オーケストラで活躍中。

小崎えり子(ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、演奏活動をしながら後進の指導をしている。

富山節子 (チェロ)
東京芸術大学卒業。前橋市在住。演奏活動をしながら後進の指導をしている。

– ごあいさつ –

山は雪、街はクリスマス一色となり、寒さは日一日と厳しさを増しております。何かと忙しい師走の日々、皆さまいかがお過ごしですか。
 年の瀬も迫り、この一年を振り返ってみますと、様々な痛ましい事件の記憶がよみがえり、日本の社会全体が徐々に悪い方向へと進んでいるような嫌な予感がします。中でも医療改悪に向け、英国の悲劇に学ぶことなく、無神経に突き進む小泉政権の無謀さには、ただ呆れるばかりです。「社会保障制度は、市場原理で運営した社会の綻びを償うものであって、社会保障に市場原理を導入するなど主客転倒である。」この言葉を再度、日本の舵取りを担う方々に送りたいと思います。
 さて今宵62回目を迎える院内コンサートは、弦楽四重奏で一年の締めをしたいと思います。美しいストリングスのハーモニーをお楽しみ下さい。
 来年4月以降、高齢者の窓口での自己負担は大幅に増加し、かなりの受診抑制が予想されております。しかしその結果、皆さんがこれまで以上に医療機関を厳しくチェックし、新たに選択していただく事になれば、レベルの高い医療を、誠実に提供している医療機関にとっては、むしろフォローの風になるのではと感じております。
私たちは今後とも初心を忘れず、皆さまに選ばれ続ける医療機関を目指して地道に努力してゆく所存です。これからも皆さ
まの暖かなご支援の程よろしくお願い致します。

– プログラム –

1 クリスマスコンチェルト コレルリ
2 スーベニール ドルドラ
3 セレナーデ シューベルト
4 踊るねこ アンダーソン

― 休憩 ― 

みんなで歌いましょう
「送る言葉」 「かあさんの歌」 「きよしこの夜」

5 ルーマニア舞曲 バルトーク
6 アイネ クライネ ナハト ムジーク
 第1~第4楽章 モーツァルト

– 演奏家の紹介 –

鈴岡淳子 (ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽学部卒業。アルス・ノバ合奏団を経て、つくば室内管弦楽団団員。 フリーの演奏家として室内楽等で活躍中。

西村直人 (ヴァイオリン)
愛知県立芸術大学卒。高崎在住。フリー奏者としてソロ・室内楽・オーケストラで活躍中。

小崎えり子(ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、演奏活動をしながら後進の指導をしている。

荒 川 育 子 (チェロ)
宇都宮短期大学付属高等学校音楽科卒業。国立音楽大学弦楽器チェロを学ぶ。卒業後、室内合奏団、オーケストラ等に参加、後進の指導に当たる。

  • 診療案内
  • アクセスMAP
  • ピアス穴あけ
  • 男性型脱毛症
  • 各種予防接種
  • 花粉症治療
  • ED治療薬
  • 美容点滴5種
  • ニンニク注射
  • プラセンタ注射
  • ワキ汗治療
  • スタッフ紹介
  • 院長挨拶
  • カイロプラクティック
  • サプリメント
  • 院内コンサート
  • 院長からの情報発信箱
  • 院長ブログ
  • スタッフブログ
  • ボヌール
  • プラウド