院内コンサート
院内コンサート
院内クラシックコンサートについて
わたなべ整形外科では、平成元年の開業以来、春夏秋冬(1年に4回)院内クラシックコンサートを、当院2階ホールにて開催して参りました。これは良質の音楽を、生演奏で、気軽に、地域の皆さんに楽しんでいただきたいと言う趣旨で始めたものです。入場は原則無料としておりますが、チャリティーコンサートとして開催しており、善意の寄付については当院で取りまとめ、足利市の社会福祉課に届けさせていただいております。どなたでも自由に普段着で参加できる形で運営して参りましたが、このたび第100回という節目を迎え、一応の使命を終えたのではと考え、今回を持ちまして一つの区切りとさせていただくことになりました。本当に多くのファンの方から終演を惜しむ声をいただいておりますが、少しの間充電期間をいただき、内容を刷新した形で再開出来ればと考えております。これまで25年もの長きに亘り声援をいただいた皆様にこの場をお借りして心から感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
演奏について
演奏は、弦楽四重奏をベースとしておりましたが、管楽器群、ハープ、チェンバロ、ピアノ、バンドネオン、ハーモニカなど多種多彩を極め、時には声楽家を招いて、という企画もこれまでに実施して参りました。演奏家は群響のOBを中心にスタートしましたが、現役のコンサートマスターや首席奏者達にも、たびたび演奏を御願いしておりました。
健康と文化情報の発信基地を目指す当院の活動の一環として、皆さまのご理解をいただき、これまで本当に大勢のご来場を賜りました。
第100回院内コンサート ごあいさつ
2015年6月18日(木)
今年もホタルの舞う季節がやって参りました。こんな中、異常気象の影響で大きく揺れ動く寒暖の差にうまく適応できず、体調を崩す方が目立ちます。皆さま、健康管理にはくれぐれもご注意ください。
暴走する安倍政権と、全くその存在意義を示すことの出来ない無能な野党集団にこの国の舵取りを任せた我が祖国日本は、激動する国際社会の中で次第にそのプレゼンスが薄れて来ております。敗戦後70年を迎える今、米国への盲目的隷従からそろそろ脱皮し、国民が一つになって真の独立国を目指したアクションを起こすべき時期が来ていることを強く感じます。
さて今宵は記念すべき第100回目の院内コンサートです。
開院以来1年に4回開催して来たクラシックコンサートですが、ようやく100回という大きな節目の時期を迎えることが出来ました。「継続は力なり」と申しますが、100回続けたことで我々は多くの事を学び、また多くの感動を皆さま方と共有出来たのではと考えております。今回の主演目は第1回と同じ、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」と致しました。ちなみに初演時の演奏家は阿形和子、加代康子、小崎えり子、富山節子の4人の方々でした。皆さま最後までゆっくりと名曲の調べを、4人の息の合った演奏と共にご堪能下さい。
最近話題の本、堤 未果著「沈みゆく大国アメリカ」を読むまでもなく、これまでにも何度となく日本の医療の危機を訴えてまいりましたが、いよいよ最終章に入ったことを最近強く感じます。こんな中我々に出来る事はかなり限られてはおりますが、我々を信頼し来院される患者さんに対しベストの医療を提供出来るよう、これからも地道に努力する所存です。
今後とも皆さまの暖かなご支援の程よろしくお願い致します。
第100回院内コンサート
§ プログラム §
Ⅰ.シャコンヌ バッハ
R.ニールセン編曲
Ⅱ.弦楽四重奏曲Op3-5(セレナーデ)
ハイドン
―休憩―
Ⅲ.弦楽四重奏伴奏による
みんなで歌いましょう
「夏の思い出」 「贈る言葉」
「わたなべ整形外科テーマソング」
Ⅳ.アイネ クライネ ナハト ムジーク
モーツァルト
-演奏家の紹介-
鈴 岡 淳 子 (ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽学部卒業。アルス・ノバ合奏団を経て、つくば室内管弦楽団団員。
フリーの演奏家として室内楽等で活躍中。
西 村 直 人 (ヴァイオリン)
愛知県立芸術大学卒。高崎市在住。フリー奏者としてソロ・室内楽・オーケストラで活躍中
小 崎 えり子 (ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、演奏活動をしながら後進の指導をしている。
町 田 正 行 (チェロ)
足利市出身。1992年、東京音楽大学器楽科入学。在学中、学内オーディションに合格しオーケストラの一員としてニューヨーク・カーネギーホールをはじめ、アメリカ各地で公演する。
1994年、フランス国内にて、オーケストラと協奏曲を共演し好評を博す。
1996年、同大学卒業。
2000年、ソロリサイタルを行ない、ソロデビューを果たす。
現在は、後進の指導の他、室内楽やオーケストラ、また、国内外のアーティストとの共演など幅広い活動を展開している。