第64回院内コンサート 2006.6.8
– ごあいさつ –
天候不順の5月を過ぎ、早くも梅雨入りしそうな気配ですが、皆さま如何お過ごしですか。これからも体調を崩しがちな日々が続きますが、健康管理にはくれぐれもご留意下さい。
とめどなくあふれ出す社会保険庁の不祥事を知るにつけ、この組織は、やはり一度整理すべきであると言う実感が湧いてきます。と同時に、官僚たちの腐敗の構図はここに止まらず、ほぼ全省庁に及んでいるという、今の日本の厳しい現実に思いを馳せるたび、悔しさで体が震えます。
さて今宵64回目を迎える院内コンサートは、久々、クラリネットの登場です。生誕250周年を祝し、モーツァルト中心の選曲となっておりますが、時を忘れ、心ゆくまで天才作曲家の美しいメロディーをお楽しみ下さい。
患者さんの窓口での自己負担を増やす事で、受診抑制を促し、医療機関への診療報酬は2年毎に下げ続ける。その結果、疲弊した医療の現場では、今後様々な形でのトラブルの発生が予測されます。このような厳しい状況の中、当院では生き残りをかけ、「ボヌール」「プラウド」という2つの組織を立ち上げ、経営の多角化に着手しました。わたなべ整形外科同様、皆さまから愛され、信頼される組織となるよう、時間をかけ、しっかりと育てて行こうと考えております。
今後とも皆さまの暖かなご支援の程よろしくお願い致します。
– プログラム –
1 弦楽四重奏曲 ト長調 k.80
第1楽章 アダージョ
第2楽章 ラルゲット
第3楽章 メヌエット
第4楽章 ロンド モーツァルト
2 ガヴォット リュリ
3 ヴィリアの歌「喜歌劇メリーウィドー」より レハール
― 休憩 ―
みんなで歌いましょう
「琵琶湖周航の歌」
「遠くへ行きたい」
「夏の思い出」
4 クラリネット五重奏曲 変ロ長調 k.91 アレグロ モーツァルト
クラリネット五重奏曲 イ長調 k.581
第1楽章 アレグロ モーツァルト
第2楽章 ラルゲット モーツァルト
第3楽章 メヌエット モーツァルト
第4楽章 アレグレット モーツァルト
– 演奏家の紹介 –
海鋒正毅 (クラリネット)
1966年東京芸術大学卒業。第38回日本音楽コンクール第2位入賞。1970年アメリカ留学より帰国後、演奏活動の他、東京芸術大学、千葉大学、洗足学園大学等で後進の指導に当たり、現在群馬大学教育学部教授、日本クラリネット協会副会長、東京クラリネットフィルハーモニー指揮者。
鈴岡淳子 (ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽学部卒業。アルス・ノバ合奏団を経て、つくば室内管弦楽団団員。 フリーの演奏家として室内楽等で活躍中。
西村直人(ヴァイオリン)
愛知県立芸術大学卒。高崎在住。フリー奏者としてソロ・室内楽・オーケストラで活躍中。
小崎えり子(ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、演奏活動をしながら後進の指導をしている。
富 山 節 子 (チェロ)
東京芸術大学卒業。前橋市在住。演奏活動をしながら後進の指導をしている。