私は何歳まで生きられますか? 僕は大人になれますか?
この言葉は私の心に、本当に久しぶり、ズシンと響きました。
8月17日、衆議院議員会館に福島の小中学生4人が訪れ、自分たちの思いを綴った手紙約40通を、原子力災害対策本部と文部科学省の官僚に手渡した、その手紙の中に含まれていた言葉です。
何の罪もない子供たちが被爆し、その自らの将来に深刻な不安を抱いているという現実は、なかなかに重く、東電社員、官僚、政治家たちだけではなく、我々大人たち全員が、これらの質問に真正面から向き合い、真剣に、誠意をもって答える義務があると感じました。
そうすることで子供たちは、大人たちに対する尊敬と、未来に対する希望を取り戻すことができるのでは、と考えます。