2011年09月29日
アイタ・ペアペア
私が外来で頻繁に発する言葉に、「アイタ・ペアペア」というものがあります。
これは私たち夫婦がハネムーンで訪れたタヒチの言葉です。スペイン語の「ケ・セラ・セラ」、沖縄方言の「なんくるないさ」、タイ語の「マイ・ペンライ」、英語の「Don’t worry」、日本語の「気にしない、気にしない!」に相当する言葉です。
外来にはさまざまな悩みを抱えた患者さんがいらっしゃいますが、診察が終わり、まだなんとなく元気がない方に対して、よく使います。
「元気な人」とは、勝手ににぎやかで、うるさい人ではなくて、「その人と一緒にいると自分まで元気にさせてくれる人」であるという話を聞いたことがありますが、
私は常々この「元気な人」を目指して外来で患者さんの診察をしています。