2011年08月22日
朝礼
わたなべ整形外科では、平成元年10月の開業以来、毎朝8時30分から、全職員が診察室に集合して、朝礼を行なっています。最初は、毎朝院長が10分程度のスピーチをしてから、スタッフはそれぞれの部署に散り、診療が始まる、という形でした。
平成2年1月からは、院長スピーチは月曜のみとなり、他の曜日は、スタッフ全員がローテイションを組んで3分間スピーチを行ない、その内容を一部ピックアップして、院長が少し教訓的な内容を加味して5~10分程講話を行なう事になりました。
さらに、平成8年4月、福先生が副院長として合流してからは、月曜日の第1,3,5が院長、第2,4が副院長のスピーチ担当となり、またそれから数年後には、職員の朝礼終了後、全員でメインの待合室に移動し、その日のスピーチ担当者が待合室にいる患者さんに向けて、朝のごあいさつを行なうようになりました。
そして「わたなべ整形外科テーマソング」が誕生してからは、毎月第一月曜日の朝、患者さんと一緒に職員がテーマソングを合唱するという、現在の形に落ち着きました。
毎朝の3分間スピーチは、職員にとって、なかなかストレスフルなDutyのようで、送別会の時には必ずと言っていい程、新たなる門出を迎えた職員から、苦労した話として出てきます。
しかしこの3分間スピーチは、私の人材育成に関わる信念としてこれからも続ける方針です。
それは大勢の前で、理路整然と説得力のある言葉で、自分の考えを発表出来るという事は、とても重要であり、ともすれば欧米人に比べて、プレゼンテイション能力が劣っていると言われる我々日本人にとって、普段から鍛錬し、スキルアップしておきたい部分であると考えているからです。