第80回院内コンサート 2010.6.10
– ごあいさつ –
いくら異常気象が続いても、蛙の大合唱に誘われるように、また蛍の季節がやって来ました。大自然の悠久の営みに身をゆだね、足利の豊かな自然を今年も存分に楽しみましょう。
8ヶ月の短命内閣が消え、少しは気骨のありそうな首相が登場したようです。国際社会の中で、ズルズルと下がり続ける日本のプレゼンスを何とか挽回するためにも、マスコミはあら捜しばかりせず、改革がスムーズに進むようエールを送って欲しいものです。
さて80回目を迎える院内コンサート 今宵はショパンのピアノ協奏曲を用意いたしました。最後までじっくりご堪能下さい。
自民党時代よりまだましかなと思いつつも、民主党政権に期待した様々な改革が遅々として進みません。菅さんにはかつての学生運動の闘士として活躍していた頃のパッションを呼び醒まし、今度は我が国のトップとして、日本再生のためにその命を賭した獅子奮迅の活躍を期待したいものです。
4月以降全国の診療所、特に整形外科において、その減収が深刻に語られ始めております。当院も例外ではありません。こんな時だからこそ職員一同、心を一つにしてこの経営危機を何とか乗り切って行こうと考えております。そして地域医療の一端を担う医療機関のともしびが消えぬよう、また、これからも皆さまに選ばれ続ける組織を目指し、地道に努力する所存です。今後とも皆さまの暖かなご支援の程、よろしくお願い致します。
– プログラム –
I ホームソング メドレー イギリス編
II 弦楽四重奏曲 ヘ長調 作品18-1 第1楽章 第3楽章 第4楽章 ベートーベン
- 休憩 -
みんなで歌いましょう
「小さな世界」 「茶摘み」 「牧場の朝」
III ピアノ協奏曲 ホ短調 作品11(カルテット版) ショパン
– 演奏家の紹介 –
小川雅代 (ピアノ)
フェリス女学院中等部、高等部卒業。東京芸術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。加藤福子、横溝良子、谷康子、アレキサンダー・イエンナーの各氏に師事。白鴎大足利 高等学校音楽科講師。前橋市在住。
鈴岡淳子 (ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽学部卒業。アルス・ノバ合奏団を経て、つくば室内管弦楽団団員。 フリーの演奏家として室内楽等で活躍中。
西村直人 (ヴァイオリン)
愛知県立芸術大学卒。高崎市在住。フリー奏者としてソロ・室内楽・オーケストラで活躍中
石井啓太 (ヴィオラ)
栃木県足利市出身。足利高等学校卒業。東京音楽大学ヴァイオリン専攻卒業。ヴァイオリンを中村美香、井上将興の各氏に師事。室内楽を藤原浜雄、海野義雄の各氏に師事。
富山節子 (チェロ)
東京芸術大学卒業。前橋市在住。演奏活動をしながら後進の指導をしている。