第59回院内コンサート 2005.3.17
– ごあいさつ –
今年の春は、例年になく大量に飛散したスギ花粉と共に迎えることになっておりますが、皆さま如何お過ごしでしょうか。約20年の花粉症歴を誇る私にとっても、今年はかなり厳しい状況になっております。
今春、お隣の太田市に「ぐんま国際アカデミー」という、小、中、高、一貫教育を行う学校が開校します。この学校の特徴は、国語の授業以外はすべて英語で行う、「英語イマージョン」というシステムを採用している所で、教育特区に名乗りを上げた太田市が、全国に先駆けてスタートさせるものと聞いております。「ゆとり教育」によって疲弊した、公立小学校の教育の質に疑問を抱く、多くの親達の熱い視線を受け、人気も上々のようです。最大の関心を持って、今後の動きを見守りたいと考えております。
グローバルスタンダードの日本社会への浸透に伴い、様々なジャンルで、日本特有の不透明な企業文化が変革を迫られております。こんな中、我々は確固たる信念の下、良質の医療をわかりやすく提供し、来院された患者さんの満足度を少しでも高めるべく、地道に努力する所存です。
今後とも皆さまの暖かなご支援の程、よろしくお願い致します。
– プログラム –
1 弦楽セレナーデより 第二楽章 第三楽章 チャイコフスキー
2 アンライン ポルカ J.シュトラウス
3 ポルカ 観光列車 J.シュトラウス
4 ロザムンデ シューベルト
― 休憩 ―
みんなで歌いましょう
「早春賦」 「贈る言葉」 「翼をください」
5 眠りの森の美女 チャイコフスキー
6 オラトリオ「スザンナ」より ヘンデル
– 演奏家の紹介 –
鈴岡淳子 (ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽学部卒業。アルス・ノバ合奏団を経て、つくば室内管弦楽団団員。 フリーの演奏家として室内楽等で活躍中。
グレゴリー・ディール (ヴァイオリン)
アメリカ、バーモント州に生まれる。両親が音楽家の家庭に育つ。イーストマン音楽学校卒。クリーブランド弦楽四重奏団のサーラフ・ペーター師に師事。アメリカ、イタリアのオーケストラで活躍の後、1999年来日。
小崎えり子(ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、演奏活動をしながら後進の指導をしている。
富山節子(チェロ)
東京芸術大学卒業、前橋市在住。演奏活動をしながら後進の指導をしている。