第57回院内コンサート 2004.10.14
– ごあいさつ –
厳しかった夏が懐かしく思われる程に、肌寒い毎日が続いておりますが、皆さま如何お過ごしでしょうか?
イチロー、松井(秀)と、海外で気を吐く若者とは対照的に、ニート(NEET)と呼ばれる無気力な若者の数が増え続けています。(平成15年約63万人)「ゆとり教育」の結果、世界一勉強しなくなった日本の子供達は、学力低下ばかりか、学習意欲の喪失へと進み、更には無気力で、知的好奇心が欠落し、自分の生まれ育った祖国に対し、愛着や誇りを持つことができないという方向へ進んでいるように思われます。早急に抜本的な教育改革に着手し、日本再生への戦略を練り直す時期に来たと思われます。
さて57回目を迎える今宵のコンサートは、久しぶりにピアノが入ります。秋の夜長、じっくりと美しい調べに浸ってください。
今年8月の末、当院のホームページが完成しました。コンサートのお知らせその他、盛りだくさんな内容になっておりますので、もし興味のある方は是非アクセスして見て下さい。Yahoo、Google、infoseekなどの検索サイトからは、「わたなべ整形外科」と入力していただくだけで開けます。
小泉政権の医療改悪政策の下、日本中の各医療機関の経営状況は厳しさを増しております。こんな中、組織の更なるレベルアップを目指し、これからも選ばれ続ける医療機関として生き残れるよう、地道に努力する所存です。今後とも皆さまの暖かなご支援の程よろしくお願い致します。
– プログラム –
1 合奏協奏曲OP.6-7 ヘンデル
1 ラルゴ
2 アレグロ
3 ラルゴ
4 アンダンテ
5 ホーンパイプ
2 ピアノ独奏
①前奏曲 第7番OP28-7 ショパン
②前奏曲 第15番OP28-15「雨だれ」 ショパン
③夜想曲 OP9-2 ショパン
- 休憩 -
みんなで歌いましょう
「見上げてごらん夜の星を」「あの素晴らしい愛をもう一度」「若者たち」
3 美しきロスマリン クライスラー
4 シンコペーション クライスラー
5 弦楽四重奏曲「皇帝」OP76-3 ハイドン
1 アレグロ
2 カンタービレ
3 メヌエット
4 プレスト
– 演奏家の紹介 –
小川雅代(ピアノ)
フェリス女学院中等部、高等部卒業。東京芸術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。加藤福子、横溝良子、谷康子、アレキサンダー・イエンナーの各氏に師事。白鴎足利高等学校音楽科講師。前橋市在住。
鈴岡淳子(ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽科卒業。アルス・ノバ合奏団を経て、つくば室内管弦楽団団員。フリーの演奏家として室内楽等で活躍中。
グレゴリ・ディール(ヴァイオリン)
アメリカ、バーモント州に生まれる。両親が音楽家の家庭に育つ。イーストマン音楽学校卒。クリーブランド弦楽四重奏団のサーラフ・ペーター氏に師事。アメリカ、イタリアのオーケストラで活躍の後、1999年来日。
小崎えり子(ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、演奏活動をしながら後進の指導をしている。
富山節子(チェロ)
東京芸術大学卒業、前橋市在住。演奏活動をしながら後進の指導をしている。