第55回院内コンサート 2004.3.18
– ごあいさつ –
「暑さ寒さも彼岸まで」と申しますが、お彼岸を迎え、天候もようやく落ち着いて来たようです。皆さま如何お過ごしですか?私は今年もまた、花粉症と闘っております。
「道路公団民営化」「年金改革」「BSE対策」「鳥インフルエンザ対策」「北朝鮮核、拉致問題」等々、内外で早急に処理すべき問題が山積しておりますが、快刀乱麻の凄腕で、てきぱきと処理してくれるような、政治家も官僚も、残念ながら今の日本には存在しないようです。昨今、法の整備や内部告発などのおかげで情報公開が急速に進み、官僚や政治家の腐敗ぶり、無能ぶりが様々な形で一般の市民レベルにまで伝わるようになって来ましたが、当の本人達は決定的な事件として立証されるまで、善意の第3者を決め込むつもりのようです。
さて55回目を迎える今宵のコンサート、しばし皆さまのストレス解消、そして心の豊かさを取り戻すために、くつろいで、心ゆくまでお楽しみ下さい。
「総合規制改革会議」という美名の下、セコムとオリックスの利権を拡大せんが為の様々な提案が成されております。あまり雑音に耳を貸さず、まともにやっている医療機関を信じて、冷静な対応をしていただきたいと思います。
今後とも皆さまの期待に背かぬよう、職員一同地道に努力する所存です。これからも暖かなご支援の程よろしくお願い致します。
– プログラム –
1 愛のあいさつ エルガー
2 カノン パッフェルベル
3 ヴァイオリン二重奏 バルトーク
4 ソナタ モーツァルト
みんなで歌いましょう
「花」「遠くへ行きたい」「贈る言葉」
5 アンダンテ カンタービレ モーツァルト
6 弦楽四重奏曲 op76-4 「日の出」 ハイドン
– 演奏家の紹介 –
鈴岡淳子(ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽学部卒業。アルス ノバ合奏団を経て、つくば室内管弦楽団団員。フリーの演奏家として室内楽等で活躍中。
ディール グレゴリ(ヴァイオリン)
アメリカ、バーモント州に生まれる。両親が音楽家の家庭に育つ。イーストマン音楽学校卒。クリーブランド弦楽四重奏団のサーラフ ペーター氏に師事。アメリカ、イタリアのオーケストラで活躍の後。1999年来日。
小崎えり子(ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、演奏活動をしながら後進の指導をしている。
富山節子(チェロ)
東京藝術大学卒業、前橋市在住。演奏活動をしながら後進の指導をしている。