第46回院内コンサート 2001.12.13
– ごあいさつ –
1週間ほど前から急激に寒くなってきました。風邪を引いている方も目立ちます。日頃の健康管理、なお一層徹底しましょう。
いつ終わるとも知れぬ不況の嵐は、失業率を徐々に押し上げ、犯罪の発生件数も増大させようとしております。今小泉内閣に望みたいのは、抵抗勢力に屈することなく、一刻も早く構造改革を断行し、明るい未来への展望を示して欲しいという事です。
さて今年のフィナーレを飾る今宵のコンサートは、テノール歌手の登場です。クリスマスソングを含め、楽しい一時をお過ごし下さい。
聖域なき構造改革のあおりを受け、来年4月からは医療制度にも大幅な変更が発生するかと思われます。たとえシステムがどう変わろうとも、常に皆様に選ばれ続ける医療機関として生き残っていけるよう、これからも職員一同地道に努力する所存です。今後とも皆様の暖かなご支援のほど、よろしくお願いいたします。
– プログラム –
1 カルテット k.156 ト長調 モーツァルト
2 オン ブラ マイフ ヘンデル
3 からたちの花 山田耕筰
みんなで歌いましょう
「埴生の宿」「諸人こぞりて」「懐かしきケンタッキーの我が家」
4 そりすべりレスピーギ
5 オペラ アルルの女より フェデリコの嘆き ボッケリーニ
6 アメージンググレイス 早川正昭
7 ハンガリアンダンス №4 ブラームス
– 演奏家の紹介 –
初谷敬史(テノール)
足利市出身。東京藝術大学声楽科卒業。声楽を茂木信義、名倉省三、名倉佳子、伊藤亘行、高丈二の各氏に師事。小澤征爾音楽塾塾生。オペラや宗教曲のソリストを多数つとめる。声楽アンサンブル<ヴォスクマーナ>を設立。
ディール グレゴリ(ヴァイオリン)
アメリカ、バーモント州に生まれる。両親が音楽家の家庭に育つ。イーストマン音楽学校卒。クリーブランド弦楽四重奏団のサーラフ ペーター氏に師事。アメリカ、イタリアのオーケストラで活躍の後。1999年来日。
後藤美恵子(ヴァイオリン)
大胡町出身。国立音楽大学卒業。群馬交響楽団に在籍の後、セシリア弦楽四重奏団第2ヴァイオリン奏者として活躍する。現在は群馬室内合奏団団員。
小崎えり子(ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、演奏活動をしながら後進の指導をしている。
富山節子(チェロ)
東京藝術大学卒業、前橋市在住。演奏活動をしながら後進の指導をしている。