第26回院内コンサート 1996.12.19
– ごあいさつ –
市民会館の「第九」も大盛況のうちに幕を閉じ、街はX’mas一色というこの季節、身近に風邪をこじらせている人が目立ちます。皆様くれぐれも健康管理にはお気を付け下さい。
厚生官僚達の目に余る腐敗ぶりが連日報じられておりますが、日本の医療そして福祉をどう立て直すべきか、厚生省任せにせず、我々一人一人の切実な問題として、いよいよ真正面から取り組むべき時期かと考えております。
さて今年のフィナーレを飾る今宵のコンサート、久々に男性チェリストをお迎えしました。華麗な中にも力強い弦楽四重奏を心ゆくまでお楽しみ下さい。そして1996年の楽しい思い出の1つとして皆様の胸に刻み込んでいただければ幸いです。
今年1年本当に色々お世話になりました。また来年も皆様と共にすばらしい年になりますよう心からお祈り申し上げます。
– プログラム –
1 デュオ(ヴァイオリン二重奏)k.378より第1楽章 モーツァルト
2 ディベルティメント(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ三重奏)
k.563より 第1楽章 第3楽章 モーツァルト
3 すずめのポルカ ヨハン シュトラウス(父)
4 観光列車のポルカ ヨハン シュトラウス(息子)
みんなで歌いましょう
「冬景色」「カチューシャ」「聖夜」
5 弦楽四重奏曲 作品18の3 ベートーベン
– 演奏家の紹介 –
阿形和子(ヴァイオリン)
桐朋学園大学卒業、元群馬交響楽団。桐朋子供のための音楽教室太田分室講師。
神山みどり(ヴァイオリン)
東京芸術大学音楽部卒業。佐野市在住。現在、白鴎大学足利高等学校音楽科講師。
小崎えり子(ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、後進の指導をしている。
柳田耕治(チェロ)
桐朋学園大学を経て、ボストン ニューイングランド音楽院に留学。斉藤秀雄、
岩崎洸、平井丈一郎、ローレンス レッサーの各氏に師事。第46回音楽コンクール
入賞。昭和57年度芸術祭優秀賞受賞、第 3回藤堂音楽賞、昭和60年度京都府文化賞
新人賞受賞。各地でリサイタルを開くほか、ソリストとしてコンチェルトを協演。
元、京都市交響楽団首席奏者。現在、群馬交響楽団首席奏者。