第20回院内コンサート 1995.6.1
– ごあいさつ –
新緑は日毎に鮮やかさを増し、初夏の爽やかな風が吹き抜ける今日この頃、皆さまいかがお過ごしですか。
猛威を振るったスギ花粉症も一段落し、最近体調がいいなと感じている方が多いのではないかと思います。ここで油断せず、健康管理には十分お気をつけ下さい。
「普段着で気軽に、正統派のクラシックを病院内で、患者さんと一緒に聞きたい。」ということでスタートした院内コンサートも、おかげさまで20回目を迎えることができました。その間、ステージ、マイク、照明、椅子の配置、選曲、etc.少しずつ改善されてきたのでは、と考えております。今後ともより一層のアドバイスをお願い致します。
暗いニュースの多い毎日ですが、今宵はフルートと弦楽器の爽やかなハーモニーに耳を傾け、陶酔の時間をお過ごし下さい。
– プログラム –
1 フルート独奏
ふるさと 大中寅二(作曲)
五木の子守歌 日本民謡
夏は来ぬ 小山作之助(作曲)
2 ヴァイオリンとチェロ
デュオ(二重奏) ベートーベン
3 フルートとヴァイオリンとチェロ
トリオ(三重奏) ハイドン
みんなで歌いましょう
「菩提樹」「からたちの花」「茶摘」
4 フルートとヴァイオリンとヴィオラとチェロ
フルートカルテット(フルート四重奏) 第1番ト長調 ロッシーニ
– 演奏家の紹介 –
白水裕憲(フルート)
京都市立芸術大学卒業。広島交響楽団在籍後、1993年より群馬交響楽団に在籍。
阿形和子(ヴァイオリン)
桐朋学園大学卒業、元群馬交響楽団。太田市在住。桐朋子供のための音楽教室
太田分室講師。
小崎えり子(ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、後進の指導をしている。
富山節子(チェロ)
東京芸術大学卒業、前橋市在住。演奏活動をしながら後進の指導をしている。