第12回院内コンサート 1993.7.8
– ごあいさつ –
うっとうしい雨が続く今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。患者さんの中にも、この天候によって痛みが増悪している人が少なくないようです。
雨というのは、暗く、重苦しいイメージがある反面で、気持ちをしっとりと落ち着かせ、センチメンタルな気分にもしてくれます。そのせいか雨を題材にした曲も多いようです。
おかげさまで当院コンサートも12回目を迎えることが出来ました。今回は、ホルンが加わり、どの様な演奏になるのか、非常に楽しみです。
気候が暖かくなるにつれ、徐々に患者さんの数が増えています。混んでいるからと、患者さんへの対応がいい加減にならないよう、職員一同、初心を忘れることなく、「笑顔」「親切」「信頼」のモットーを実践し、地域医療の充実のため、地道に努力してゆきたいと考えています。
今後とも、皆さまのあたたかな御声援の程、よろしくお願い申し上げます。
– プログラム –
1 ホルン五重奏曲 変ホ長調 k.407 モーツァルト
みんなで歌いましょう
「雨降りお月さん」「めだかの学校」「夏は来ぬ」
2 ホルン独奏 イギリス民謡
グリーンスリーブズ
日本の昔のうた
お江戸日本橋 さくら 中国地方の子守唄 あんたがたどこさ
3 弦楽五重奏曲 第6番 ト短調 k.516 モーツァルト
– 演奏家の紹介 –
阿形和子(ヴァイオリン)
桐朋学園大学卒業、元群馬交響楽団。桐朋子供のための音楽教室太田分室講師。
加代康子(ヴァイオリン)
東京芸術大学卒業、高崎市在住。演奏活動をしながら後進の指導をしている。
小崎えり子(ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、後進の指導をしている。
塩路まもる(ヴィオラ)
埼玉大学教育学部入学後、自由音楽学園の作曲科に入学。現在フリーのヴィオラ奏者として活動している。
富山節子(チェロ)
東京芸術大学卒業、前橋市在住。演奏活動をしながら後進の指導をしている。
阿形俊二(ホルン)
国立音楽大学器楽科卒業、1975年、群馬交響楽団に入団。1980年より草津国際アカデミーに参加。