第96回 院内コンサート 2014.6.12
PM6:30開場 PM7:00開演 場所 当院2階
- ごあいさつ -
また今年も梅雨の季節がやって参りました。この季節、よく考えてみると夏の高温多湿と比べればまだマシかな?戸外での活動は多少制限されるけど、農作物の育生に欠かせない恵みの雨と考えれば、許せるような気もします。
皆さま体調管理に気を付け、この季節ならではの自然の織り成す様々な演出を楽しみましょう。
4月から消費税が8%となり、国民の暮らしにも穏やかに影響が出始めておりますが、「特定秘密保護法」「年金改悪」「集団的自衛権」」等々、安倍総理は相変わらず強気の政権運営を続けており、国民不在の独断専行が目立ちます。この一方最近外務省の無能と怠慢を露呈する事案がいくつかマスコミを賑わせておりますが、本当に寂しい限りです。もう少し有能で国際感覚に優れた人材がこの役所におれば、中国の横暴に対しASEAN各国と連携した中国包囲網の構築に向け、我が国が主導的な役割が果たせるのになあと残念でありません。
さて今宵96回目を迎えるコンサートはピアノの小川雅代さんをお迎えし、皆さまをショパンの世界へと誘いたいと思います。
医療非課税という矛盾した法律に縛られ、当院のように院内処方を採用している医療機関の経営状態は4月以降急激に悪化しております。引き続き正確な情報の提供を継続し、開院以来の当院のポリシーを堅持しながら、患者さんへの様々な医療サービスのレベルを低下させぬよう、今後ともスタッフ一同地道に努力する所存です。
これからも皆さまの暖かなご支援の程よろしくお願い致します。
– プログラム –
Ⅰ.ノクターン Op9-2 ショパン
Ⅱ.アンダンテスピアナートと
華麗なる大ポロネーズ ショパン
―休憩―
みんなで歌いましょう
「茶摘み」 「上を向いて歩こう」 「夏は来ぬ」
Ⅲ.弦楽四重奏曲 ハ長調 KV.157 モーツァルト
Ⅳ.荒城の月 滝 廉太郎
-演奏家の紹介-
小 川 雅 代 (ピアノ)
フェリス女学院中等部、高等部卒業。東京芸術大学音楽学部器楽科
ピアノ専攻卒業。加藤福子、横溝良子、谷康子、アレキサンダー・イエンナー
の各氏に師事。白鴎大足利高等学校音楽科講師。前橋市在住。
鈴 岡 淳 子 (ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽学部卒業。アルス・ノバ合奏団を経て、
つくば室内管弦楽団団員。 フリーの演奏家として室内
楽等で活躍中。
西 村 直 人 (ヴァイオリン)
愛知県立芸術大学卒。高崎市在住。フリー奏者としてソロ・
室内楽・オーケストラで活躍中
小 崎 えり子 (ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、
演奏活動をしながら後進の指導をしている。
町 田 正 行 (チェロ)
足利市出身。1992年、東京音楽大学器楽科入学。在学中、
学内オーディションに合格しオーケストラの一員として
ニューヨーク・カーネギーホールをはじめ、アメリカ各地で
公演する。1994年、フランス国内にて、オーケストラと
協奏曲を共演し好評を博す。1996年、同大学卒業。
2000年、ソロリサイタルを行ない、ソロデビューを果たす。
現在は、後進の指導の他、室内楽やオーケストラ、また、
国内外のアーティストとの共演など幅広い活動を展開している。