第99回 院内コンサート 2015.3.12
PM6:30開場 PM7:00開演 場所 当院2階
– ごあいさつ –
今年もまたスギ花粉が大量に飛散する季節がやって来ました。毎年のこととはいえ、この季節、個人的にはアウトドアでの活動がかなり制限され、ちょっとブルーな日々が続いております。皆さま、気温変動の激しいこの時期、健康管理にはくれぐれもお気を付け下さい。
功罪半ばする安倍政権の暴走をハラハラしながら見守っている方が多いのではないかと思いますが、冷静に俯瞰してみると景気が良いのは一部の大企業だけであり、地方経済は冷え切ったまま、貧富の差は広がる一方です。また、1000兆円を超えてなお増え続ける我が国の借金は、財政再建に消極的な現政権では到底返せる当てもなく、日本国債の暴落そして財政破綻の日も近いのかと危惧しております。
さて今宵99回目を迎える院内コンサートは、春を意識した構成となっております。時を忘れ、心ゆくまで春の調べをお楽しみ下さい。
さまざまな書物を読み日本の置かれた特殊な状況を知るにつけ、アメリカによる戦後日本に対する占領政策の巧妙さを思い知らされ絶望感が募りますが、ここは少し気を取り直し、充実した楽しい人生を完結出来るよう地道に努力しようと考えております。
もうすぐTPPが批准され混合診療解禁の日も近いものと考えますが、粛々と現実を受け入れ、与えられた条件の中で患者さんに対するサービスの質を落とさぬよう、スタッフ一同最大限の努力をする所存です。
今後とも皆さまの暖かなご支援の程よろしくお願い致します。
§ プログラム §
Ⅰ.ディベルティメント Kv136 モーツァルト
Ⅱ.ピアノ協奏曲より一楽章 ハイドン
―休憩―
みんなで歌いましょう
「牧場の朝」 「四季の歌」 「花」
Ⅲ.春の声 ヨハン・シュトラウスⅡ
Ⅳ.春よ来い 早川正昭
Ⅴ.「春」のメドレー
– 演奏家の紹介 –
小 川 雅 代 (ピアノ)
フェリス女学院中等部、高等部卒業。東京芸術大学音楽
学部器楽科ピアノ専攻卒業。加藤福子、横溝良子、谷康子、アレキサンダー・イエンナーの各氏に師事。白鴎大足利
高等学校音楽科講師。前橋市在住。
鈴 岡 淳 子 (ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽学部卒業。アルス・ノバ合奏団を経て、
つくば室内管弦楽団団員。 フリーの演奏家として室内
楽等で活躍中。
西 村 直 人 (ヴァイオリン)
愛知県立芸術大学卒。高崎市在住。フリー奏者としてソロ・
室内楽・オーケストラで活躍中
小 崎 えり子 (ヴィオラ)
国立音楽大学卒業、元群馬交響楽団。足利市在住、
演奏活動をしながら後進の指導をしている。
町 田 正 行 (チェロ)
足利市出身。1992年、東京音楽大学器楽科入学。在学中、
学内オーディションに合格しオーケストラの一員として
ニューヨーク・カーネギーホールをはじめ、アメリカ各地で
公演する。1994年、フランス国内にて、オーケストラと
協奏曲を共演し好評を博す。1996年、同大学卒業。
2000年、ソロリサイタルを行ない、ソロデビューを果たす。
現在は、後進の指導の他、室内楽やオーケストラ、また、
国内外のアーティストとの共演など幅広い活動を展開して
いる。