朝食について
私は普段、朝食はパンを食べています。
以前はご飯を食べていた時もありましたがいつのまにかご飯からパンに変わりました。
日本人は米が主食で欧米人はパンが主食という事はよく知られています。
そこで、朝食にはご飯がいいのかパンがいいのか調べてみることにしました。
日本人の主食はごはんの起源はとても古くて弥生時代、奈良時代にはもうご飯、おかず、お汁がセットであったようです。この形が長く続いたという事はバランスのとれた食事だったという事になります。一方でパンが広く食べられるようになったのは戦後で特に朝食は当たり前のようにパンが主流になっていたそうです。戦争が終わったあと、学校で給食制度が始まり、毎日パンが出たようです。どうして学校の給食ではパンだったのか。それは、アメリカの小麦生産政策と日本のパンの普及にはとても切っても切れない縁があったようです。パンとご飯のカロリーはあまり大きな差はなく、エネルギー源としては似たようなものなので、朝食はどちらを食べても同じことになります。しかし、パンもご飯も大きな違いがあるのでその違いを一つずつ明らかにして行き、どちらを朝食にするのかを考えて行くことが大事です。ご飯は皆さん、ご存知だと思いますがお米の粒をそのまま食べます。パンは小麦の粉を溶いて焼いた食べ物です。
ご飯とパンを同じ量を口に入れてみると、パンの方が食道から胃へ送り込まれるのがとても早いです。パンよりもご飯の方が消化に時間がかかるので噛む回数が多くなっていきます。噛む回数が多ければ多いほどそれだけ食事に時間がかかります。よく噛むと、情報は脳に伝達されていって、もっと食べようとする意識を抑制する働きとなります。
私もよく噛んで食べることを心がけています。
皆さんも朝、ご飯とパンどちらを食べるか改めて考えてみてはいかがでしょうか。
事務 村田