スポーツの意義を考え直す
皆さんこんにちは。副院長の福です。
まだまだ寒い日が続きますが、今週末から少しずつ春らしい日になるようです。コロナもまだまだ収まらないようですので、出来るだけ早い時期に三回目のワクチンを接種しましょう。
東京に続いて、アジアで行われた北京冬季オリンピックが終わりました。日本人選手たちの活躍により、結果は素晴らしものでした。しかし、ドーピング問題や、ユニフォームの規定違反や、採点の問題など、国際大会としてはなんだかすっきりしないことも多かった大会でした。
中国のウイグル問題に対する政治的ボイコットで始まった北京オリンピックでしたが、オリンピックというものを考えさせられた大会となりました。
まず、この国で、本当にオリンピックをやって良いのか、疑問が残りました。
また、ロシアオリンピック委員会なる名称で参加した選手のドーピング問題では、禁止薬物が検出された時点で即失格が原則でしょう。ロシアという国は、国家ぐるみでドーピングをしたため国としてのオリンピックへの参加を停止されています。個人の資格で参加というのなら、他の国でドーピング検査を受けて潔白な選手だけをオリンピック委員会として参加させるべきでしょう。ロシアで練習もするし、ドーピングの検査もロシアでするのなら何の意味もないでしょう。
中国での開催や、ドーピング選手の参加など、IOC優柔不断な態度が問題を混乱させていると思います。
もうオリンピックはやめにして、スポーツの意義を考え直す時期に来ているのではないでしょうか。開催する国の問題や、競技種目、規定や採点の基準、考え出せばきりがありません。
純粋にスポーツを楽しんで観戦できる大会を、選手や観客、それぞれのスポーツの競技団体、様々な立場の人から見ても納得のできる大会を、是非、見てみたいと思います。
それではまた。