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2022年02月01日

祝、直木賞!

 皆さんこんにちは。副院長の福です。

 新型コロナの変異株、オミクロン株が急拡大していますが、感染対策を緩めることなく、きちんと行っていきましょう。

 さて、1月19日に第166回直木賞が発表されました。受賞作は、今村翔吾さんの『塞翁の楯』と、米澤穂信さんの『黒牢城』の二作品でした。今村翔吾さんも米澤穂信さんも、直木賞の候補は三回目での受賞となりました。おめでとうございます。

 個人的には、今回の二作品とも時代小説なので、私の好みにドンピシャでした。今村作品は、戦国時代に城壁を造る技能集団「穴太衆」と、鉄砲鍛冶の「国友衆」の競い合いを描く戦国ドラマです。今村省吾さんは、『童の神』、『じんかん』の二作で直木賞候補となっています。どちらも大作です。

 米澤作品は、織田信長に反旗を翻した荒木村重が、有岡城内で起こる不可解な事件を解決するために、幽閉した黒田官兵衛を利用することを考える。しかし黒田官兵衛もしたたかに牢内から荒木村重を追い詰めていきます。米澤穂信さんは、『満願』、『王とサーカス』で直木賞候補になっています。どちらもミステリーとしての評価は満点に近いもので、『黒牢城』もミステリーのランキング本では第一位を獲得しています。今回は、堂々の直木賞受賞といえるでしょう。

 私が米澤穂信さんの作品を初めて読んだのは、『本と鍵の季節』でした。なかなか面白かったのですが、昨年の夏、何気なく三男の部屋の本棚を見ていて、米澤穂信さんの『氷菓』を見つけてしまいました。そうです、米澤さんのデビュー作です。さらに、『氷菓』に続く古典部シリーズが揃っていました。これ幸いと、古典部シリーズを読みまくったのは、言うまでもありません。ついでに『満願』も買って読んでしまいました。『黒牢城』のような、歴史ミステリーの作品がまた読めるといいなあと思いますが、なかなか難しいでしょうね。

 皆さんも、直木賞作家の受賞作以前の作品を読んでみると、面白いかもしれませんよ。

 それではまた。

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