2022年01月09日
明けましておめでとうございます
新年、明けましておめでとうございます。
副院長の福です。新年といっても、既に松の内は過ぎてしまいましたが、皆様、如何お過ごしでしょうか。
厳しい寒さもですが、新型コロナの感染状況もなんだかおかしくなっているので、初詣にも行っていません。
ここで、コロナウイルスの新顔「オミクロン株」について、今までに分かっていることをまとめておきます。皆さんの参考にしてください。オミクロン株は、従来のコロナウイルス感染と比較して、次のような違いがあるようです。
(1)感染力が強い。
(2)潜伏期が短い。
(3)普通の「かぜ症状」が多い。
(4)ワクチンを接種している人も感染しやすい。
(5)重症化リスクが低い。
ご存知の通り、感染力は強く、現在第6波を起こしつつあります。潜伏期は、今までのコロナでは約5日でしたが、オミクロン株では約3日です。症状は、鼻水、頭痛、倦怠感、くしゃみ、のどの痛み、発熱など普通のかぜとほぼ同じです。嗅覚障害や味覚障害は稀です。ですから、味覚障害があれば従来型のコロナ感染が疑われます。ワクチンを接種していても感染しやすく、日本でのオミクロン株感染者の約8割がワクチン接種済とのことです。ただ唯一の救いは、重症化が少ないようだという事です。
全体のイメージとしては、インフルエンザや普通のかぜに近づいているのかな、という感じです。でも、まだ安心はできません。マスク、手洗い、密の回避などの対策は、引き続き厳重に行ってください。ワクチンの3回目の接種も、出来るだけ速やかに受けるようにしたいですね。
それではまた。