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2021年07月22日

まわりにタバコ吸う人いますか?

 皆さんこんにちは。副院長の福です。

 梅雨が明けたら、たちまち猛暑ですね。去年も、コロナと猛暑の二重苦だったはずですが、どうやって乗り切ったのか忘れてしまいました。皆さんも、換気と冷房をうまく使い分けて、この酷暑を乗り切ってくださいね。

 さて、皆さんの周りにはタバコを吸う人はいませんか?私の身内では、今現在タバコを吸っている家族はいませんが、私の父はタバコを吸っていました。私の記憶では、「缶ピース」、「ピース」、「いこい」、「ハイライト」、「セブンスター」、「マイルドセブン」などのタバコを見た覚えがあります。

 父はかなりのヘビースモーカーでしたが、さすがに孫が生まれてからは、うちに来てタバコを吸うことは無くなりましたが、実家ではずっと吸っていたようです。その父は、20年前の冬、夜11時ごろトイレに入って、そこで倒れて、救急車で搬送されましたが、助かりませんでした。死因は担当医師の話では、おそらく急性心筋梗塞だろうとのことでした。

 ワシントン大学の研究によると、男性の死亡危険因子の第一位が「喫煙」だそうです。そして、喫煙に関連する死亡の原因疾患の第一位が「虚血性心疾患」、次いで「慢性閉塞性肺疾患」、「肺がん」、「脳梗塞」と続くそうです。さらに、死亡の86.9%が現喫煙者が占め、15年以上前に禁煙した人は6.18%に過ぎず、出来るだけ早期の禁煙が重要だと結論しています。

 さらにこの報告では、世界の喫煙率は低下しているが、人口増加に伴う喫煙者数の増加のペースがこれを上回り、世界の喫煙者数は増加しているとしています。2019年に喫煙者数が最も多かった国は「中国」で、次いで「インド」、「インドネシア」、「アメリカ」、「ロシア」、「バングラデシュ」、「日本」、「トルコ」、「ベトナム」、「フィリピン」だそうです。なんと日本は、世界で七番目に沢山の喫煙者を抱えている国だそうです。なんだかとても情けないですね。

 また、現在の喫煙者の65.5%が20歳までに、89.0%が25歳までに喫煙を開始しており、思春期~若年成人期における喫煙の開始と常習化を防ぐことが、とても重要であるとしています。

 喫煙は喫煙者本人だけでなく、周りにいる人にも影響を与える「副流煙」という問題があります。整形外科領域ではタバコとは全く関係なさそうな病気、「野球肘」が、親がタバコを吸っていると増加すると言われています。スポーツにタバコは似合わないですね。

 皆さんも周りにタバコを吸っている人がいたら、この話を教えてあげてください。それではまた。

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