2020年11月01日
満月と狼?
皆さんこんにちは。副院長の福です。
皆さんも今夜は空をみてください。見事な満月です。満月といえば、皆さんはなにを思い出すでしょうか。ウサギですか、雁でしょうか、やっぱり狼でしょう。
月に向かって吠える狼のイメージは、何やら強烈なインパクトがあります。日本では既に狼は絶滅していますが、映画や小説の世界では、「人狼伝説」はまだまだ人気のあるテーマです。
狼とは少し違いますが、犬と月に関する面白い研究を見つけました。それは「犬咬傷」と「月齢」の関係を調べた調査です。「咬傷」とは動物に咬みつかれた傷のことです。「月齢」とは月の満ち欠けを数字で表したもので、新月が0、満月が14.7です。ちなみに、今日の月齢は14.3だそうです。
この研究によると、犬咬傷は満月の時期に有意に多くなるそうですが、猫咬傷は月齢との関係はないそうです。満月に興奮するのは犬だけのようです。
満月の時期には犬に餌をやったり、散歩に連れ出す際には、十分に注意してくださいね。『満月と狼』ならぬ『満月と犬』の話でした。それではまた。