マイナ保険証への疑問
皆さんこんにちは。副院長の福です。
梅雨入りはまだのようですが、鬱陶しい雨が続きますね。
皆さんは、マイナンバーカードはお持ちですか。私は、金融機関などで提出をもとめられるのでカードは持っています。確定申告などで使えるという事でしたが、うまくいったことが無く、未だに紙の手書きです。
国はこのマイナンバーカードに保険証の機能を持たせて、健康保険証を廃止するという「暴挙」を行うと決定したそうです。なぜ「暴挙」かと言うと、マイナンバーカードは発行は任意なのに、保険証は国民全員が持っているからです。マイナンバーカードを持っていない人には、資格証明書を発行するという事ですが、なぜ今の保険証のままではいけないのでしょうか?一体、資格証明書を誰が発行して、誰がその費用を出すのでしょうか?武見厚労大臣が発行して、河野デジタル担当大臣が費用を負担してくれるのでしょうか?
マイナ保険証は使用開始からトラブル続きで、現在も改善されていません。個人情報の管理も杜撰で、他人のカードに健康情報が入ったり、登録してあるのに、認識されなかったりと、医療機関でも超不評です。
最近の調査では、医療機関でのマイナ保険証の利用率は僅か5~6%程度で、おひざ元の、公務員のマイナ保険証利用率も6~7%止まりだそうです。大臣さん達、どうします?
高齢者の施設では、今は入所者の保険証を預かっていますが、マイナ保険証になるとマイナンバーカードを施設側が預かれるのか、問題となっています。預かれないという施設がほとんどです。
これほど問題があるのに、解決策はいっさい示さず、マイナ保険証を強行する意味は何処にあるのでしょうか?
大臣たちにキックバックでもあるんでしょうかね?そんなことも考えてしまう程、おかしな事だらけです。
今の政府は、勝手に決めて、勝手に始める。これがルールだと言わんばかりです。始める前に何でもっと議論しないんでしょうね?議論しちゃだめなんですかね? 都合悪いんですかね?フライングスタートして、結局できずに、初めに戻る。その費用は税金ですか?ふざけるな!ですよね。
皆さんも、マイナ保険証使いますか?よくよく考えてみましょう。それではまた。