2024年02月24日
バブルを超えた?
皆さんこんにちは。副院長の福です。
22日、東京株式市場はバブル期の水準を上回り、34年ぶりに史上最高値を更新したそうです。日経平均株価は22日の終値で39098円68銭と、1989年12月29日の終値 38915円87銭を更新しました。
経済の指標は株価だけではありませんが、一つの目安としては分かりやすいでしょう。30数年前のバブルを経験した身としては、当時と大分違う印象です。当時は、株価と共に給料も上がり、ボーナスの封筒が立つなどと言われていました。高級品が飛ぶように売れ、土地やマンションも売れまくっていました。一般庶民も、それなりにバブル景気の恩恵を受けていたと思います。
ところが、今は一般庶民には殆んどおこぼれはないようですね。結局、大企業だけが利益を出しているように思えます。大企業が収益を賃金に還元したり、下請けの利益に還元してくれれば、庶民生活も少しは良くなるんではないでしょうか。
さて、バブルは必ず弾けます。バブルは弾けないとバブルと分からないとも言われます。私も、先のバブルで大損した人たちを見てきました。皆さんも十分にご注意くださいね。今まで、「投資」の「と」の字も、「株式」の「か」の字も言ったことのない人が、突然、やれ「投資」だ、それ「株」だといい始めたら、要注意です。
儲けそこなっても、資産を失う訳ではありません。よくよく勉強して、自分の納得できる「投資」をしてください。それではまた。