最近イライラする事
皆さんこんにちは。副院長の福です。
朝晩の冷え込みが、少しずつ厳しくなっていますが、昼に日が出ると、まだまだ暑いですね。体調の管理、大変ですが十分ご注意ください。
今回は、最近腹立たしかった事を、ぶちまけてみます。
一つ目は、お薬のことです。最近、薬が問屋から入ってこないことが、たびたび起こっています。原材料が入ってこない、とか、メーカーが出荷調整している、とか、いろいろな理由をつけて説明されますが、要は「薬が、必要な病院に届かない。」というとです。私は40年以上医者をやっていますが、必要な薬が処方できない、という事態は初めてのことです。これはもう『医療崩壊』といってよい事態と思います。この事態に、厚生省、政府は有効な対策を何も打っていないようです。マスコミもあまり取り上げていないようですが、パレスチナのガザで薬が無いのとは訳が違います。早く対策を打たないと、被害者(下手をすると死亡者)が出ると思われます。いや、もう出ているかも知れません。
二つ目も、医療関連です。マイナ保険証問題です。そもそも、マイナンバーカードを作る作らないは任意のはずです。一方、保険証は国民誰でもがいずれかの保険に加入しているので、必ず持っているものです。任意のカードに保険証機能を持たせて、保険証の代わりにすること自体はまあよいとしましょう。しかし、マイナンバーカードを持っていない人はというと、保険証の代わりに資格証明書を発行するのだそうです。保険証があるのにです。その手続きは、誰がして、その費用は、誰が払うのでしょう。岸田さんが手続きして、河野さんが費用を払ってくれるんですかね。マイナ保険証はトラブル続きで、医療関係者からは超不評です。もう少しシミュレーションして、大丈夫なことを確認してからの導入でよかったんじゃないですか。何か急ぐ理由があるんですかね。
三つ目は、税金のことです。岸田さんは選挙対策なのか、突然減税を言い出しましたが、意味不明です。2026年からは防衛費増額のため、増税が決まっています。今減税ができるのなら、そのお金で、その後の増税を止めたらどうですかね。物価高対策なら、消費税率の引き下げが最も有効でしょう。買い控えが起こるといいますが、税率を戻す時には、買いだめが起こるので、差し引きゼロですよね。国民のお金を弄ぶのはやめていただきたい。
以上、最近イライラすることを並べてみました。皆さんはどう考えますか?それではまた。