そろそろ銀行との付き合い方を考えましょう
皆さんこんにちは。副院長の福です。
連日の猛暑が続いていますが、皆さん如何お過ごしでしょうか。熱中症対策とコロナ対策で大変ですが、水分をマメに補給し、周りに人がいないときはマスクもマメに外しましょう。
さて、先日みずほ銀行が、来年の新規加入者から通帳代として1100円を徴収すると発表しました。原則は、通帳は無しでネットでの表記なら、無料とのことです。
今でも、ネット銀行では通帳なしは当たり前ですが、通帳を有料としたのは初めてかもしれません。私は富士銀行時代から利用していたので、大銀行もここまで追い詰められたかと感じてしまいます。
超低金利のため、預金獲得も思うようにならず、長引く不況のため、優良貸付先は見当たらず、銀行経営は大変なようです。しかし、預金利息が超低迷の今、預金者の利便性をないがしろにする行為は、自分で自分の首を絞めるようなものではないでしょうか。
通帳が無いとお金の出入り、特に引き落としが何時、どのくらいされたのかが直ぐにチェックできません。パソコンやネットに慣れていないお年寄りは大変でしょう。
今回の改定では、既に口座をお持ちの方は、通帳の費用は掛からないという事です。でも、いずれ有料になるのは間違いないでしょう。
ここまで来たら、私たちも腹をくくって銀行との付き合い方を変えていくしかないでしょう。利息の少しでも良い銀行に預金を集中し、振込手数料やコンビニでの引き下ろし手数料が出来るだけ安い(できれば只の)銀行を使うようにしましょう。
銀行に頭を下げるのは、ローンを組む時ですが、当然貸出金利を比較して条件の良い所を選びましょう。まだ低金利は続きそうですが、国の借金が増えている状況では、インフレの可能性も少しずつ高くなります。30年ローンは少し危険かもしれません。住宅は買わず、賃貸ですまして、浮いた分を運用して資産を増やすのもありかと思います。
経済とお金の勉強をして、銀行との付き合い方を変えてみてはいかがでしょうか。それではまた。